概要
欧州中央銀行(ECB)の政策委員会(理事会)が金融政策を決定する会合。年8回開催され、主要リファイナンス金利・預金ファシリティ金利・限界貸出金利の3つの政策金利を決定する。ユーロ圏20か国の金融政策を左右する最重要イベントで、決定後に総裁が記者会見を行う。
議事録・声明サマリー (公表 2026-10-08)
9月9-10日の会合で、ECB統治評議会は基調となる3つの政策金利を25ベーシスポイント引き上げることを全会一致で決定した。中東紛争による持続的なエネルギー価格上昇が物価上昇圧力を生み続けており、インフレは中期目標の2%を大きく上回ったまま推移する見通し。スタッフ基調シナリオでは、2026年の見出しインフレは3.0%、2027年は2.5%、2028年は2.1%と予想。経済成長見通しは2026年0.9%、2027年1.4%、2028年1.5%に上方改定。メンバーはインフレアウトルックへのアップサイドリスクが存在すると判断し、経済はマイナス成長リスクを抱えている。統治評議会は特定の金利パスへの事前約束は行わない方針。