概要
欧州中央銀行(ECB)の政策委員会(理事会)が金融政策を決定する会合。年8回開催され、主要リファイナンス金利・預金ファシリティ金利・限界貸出金利の3つの政策金利を決定する。ユーロ圏20か国の金融政策を左右する最重要イベントで、決定後に総裁が記者会見を行う。
議事録・声明サマリー (公表 2026-03-19)
2026年3月19日、ECB理事会は主要3政策金利を据え置いた(預金ファシリティ2.00%、主要リファイナンス2.15%、限界貸付2.40%)。中東での戦争が見通しを大きく不確実にし、インフレの上振れリスクと成長の下振れリスクを生み、エネルギー高を通じ近い将来のインフレに顕著な影響を与えるとした。ただしインフレは2%近辺、長期の期待は安定、経済は底堅さを示すとし理事会は対応可能と評価。新スタッフ見通しは総合インフレが2026年2.6%、2027年2.0%、2028年2.1%で、エネルギー高により12月から特に2026年で上方修正。コアは2026年2.3%、2027年2.2%、2028年2.1%。成長は2026年0.9%、2027年1.3%、2028年1.4%で下方修正。APP・PEPPは再投資せず縮小継続。データ依存かつ会合ごとの判断を維持し、特定の金利経路にコミットしないとした。