概要
欧州中央銀行(ECB)の政策委員会(理事会)が金融政策を決定する会合。年8回開催され、主要リファイナンス金利・預金ファシリティ金利・限界貸出金利の3つの政策金利を決定する。ユーロ圏20か国の金融政策を左右する最重要イベントで、決定後に総裁が記者会見を行う。
議事録・声明サマリー (公表 2026-07-09)
6月10-11日のECB政策委員会会合では、中東紛争とAI需要が市場の対立軸となった。インフレ期待は2026年3.0%、2027年2.4%、2028年2.0%と市場ベースで予想。基調的インフレ(エネルギー・食品除外)は2026-27年平均2.5%、2028年2.2%と見通し。経済成長は2026年0.8%、2027年1.2%、2028年1.5%と下方修正。インフレへの上振れリスク45%、成長への下振れリスク。賃金成長は2026年2.5%(前年比)に減速、エネルギーショックはまだ賃金に波及していない。市場は6月の25bp引上げと9月の追加引上げを織込み、年末までに84%確率で3番目の引上げを予想。