概要
全米ホームビルダー協会(NAHB)が住宅建設業者へのアンケートを基に集計する住宅市場の景況感指数。現在の販売状況・今後 6 か月の見通し・購入見込み客の動きから算出し、0〜100 のスケールで 50 を分岐点とする月次指標。
発表値
全米住宅建設業者協会(NAHB)とウェルズ・ファーゴが共同で算出する住宅市場指数(HMI)は、2026年9月に前月の35ポイントから32ポイントへ3ポイント低下した。同指数は2026年9月16日にNAHBより発表された。
内訳では、現在の新築一戸建て販売状況を示すサブ指数が4ポイント低下の35、今後6カ月の販売見通しが6ポイント低下の37となった。一方、見込み客の来訪状況を示すサブ指数は23と前月から横ばいにとどまった。
値引きを実施したビルダーの割合は前月の35%から38%に拡大し、平均値引き率は6%で6カ月連続して同水準が続いた。また、販売インセンティブを活用したビルダーの比率も前月の63%から66%へ上昇した。高止まりする住宅ローン金利や建設コストの上昇が、引き続きビルダーの信頼感を圧迫していることが示された。
過去の発表記事
全米住宅建設業者協会(NAHB)は2026年8月18日、NAHB/ウェルズ・ファーゴ住宅市場指数(HMI)の8月値が35ポイントと、7月の34ポイントから1ポイント上昇したと発表した。ただし指数は依然として50を大きく下回り、住宅建設業者の慎重な姿勢が続いている。
内訳では、現況販売指数が2ポイント上昇して39となった。一方、今後6カ月の販売見通し指数は43、見込み客の来場指数は23でいずれも前月から横ばい。価格引き下げを実施するビルダーの割合は7月の37%から35%に低下したものの、平均引き下げ率は6%のまま変わらず、販売インセンティブを提供するビルダーの割合も63%で据え置かれた。
地域別の3カ月移動平均は、北東部が1ポイント低下の44、中西部は45で横ばい、南部が2ポイント低下の31、西部は27で変わらずとなった。NAHBは引き続き住宅購入の負担能力(アフォーダビリティ)に関する圧力が信頼感を低水準に抑えていると示している。
全米住宅建設業者協会(NAHB)とウェルズ・ファーゴが7月16日に発表したNAHB/ウェルズ・ファーゴ住宅市場指数(HMI)は、2ポイント低下の34ポイントとなった。前回6月は上方修正後の36ポイントで、指数は2カ月連続で悪化した。
構成要素では、現在の一戸建て販売状況が1ポイント低下して37、向こう6カ月の販売期待が2ポイント低下して43、見込み客のトラフィックが2ポイント低下して23となり、3項目すべてが前月を下回った。指数が40を割り込む状態は15カ月連続となり、2012年以来最長の低迷局面が続いている。
NAHBは、高止まりする住宅ローン金利・資材コストの上昇・土地コストの高騰・熟練労働者不足が引き続き住宅取得可能性を制約していると指摘した。7月に販売価格を引き下げたビルダーの比率は37%と6月の35%から上昇したが、平均引き下げ幅は前月と同じ6%にとどまった。
全米住宅建設業者協会(NAHB)が6月15日に発表した6月のNAHB/ウェルズ・ファーゴ住宅市場指数は35と、前月の37から2ポイント低下した。好不況の分岐点となる50を下回るのが続いており、40未満は14カ月連続となる。
内訳では、現在の販売状況が2ポイント低下の38、今後6カ月の販売見通しは45で横ばい、購入希望者の来訪も25で変わらずだった。地域別では北東部が6ポイント上昇の50となる一方、南部は7ポイント低下の29だった。
価格を引き下げた建設業者の割合は35%と5月の32%から上昇し、平均値下げ幅は6%だった。NAHBは、住宅取得負担の重さが引き続き市場の重しになっていると説明した。