概要
独 sentix が投資家サーベイから算出するユーロ圏の投資家信頼感指数(overall index)。月初に公表される月次指標。
出典・関連リンク
発表値
センティックス(Sentix GmbH)が2026年10月5日に発表したユーロ圏投資家信頼感指数(10月)は2.7ポイントとなり、前月9月の5.1ポイントから低下した。9月の値は4年超ぶりの高水準であり、今回はそこからの反落となった。
内訳をみると、現況指数は-3.3ポイントと前月から横ばいで推移した一方、期待指数が前月の13.8ポイントから8.8ポイントへと5ポイント低下し、センティックスは指数全体の下押しは期待面の「顕著な後退」によるものと説明した。ドイツのヘッドライン指数は-2.8から-3.6へ小幅悪化し期待指数も12.3から8.0へ低下したが、ドイツの現況指数は4か月連続で改善し、2023年5月以来の高水準となる-14.5ポイントに達した。なお、本調査は10月1日から3日にかけて実施され、機関投資家218名を含む計1,030名が回答した。
過去の発表記事
センティックス(Sentix)が2026年9月1日に発表したユーロ圏投資家信頼感指数は−9.2ポイントと、前月の0.9ポイントから大幅に低下し、悲観圏への転落となった。4か月連続の改善傾向が一転して反落した形となる。
内訳では、現況指数が前月の−13.0から−18.8へ悪化したほか、期待指数も6.0から0.8へと急低下し、両指標ともに悪化した。センティックスは、秋口の景気回復の兆しに乏しく、米国との関税協定を背景に輸出依存型産業への圧力が一段と高まる可能性があると述べた。
センティックス(Sentix)が2026年8月10日に公表したユーロ圏投資家信頼感指数の8月値は0.9ptとなり、前月(7月)の-3.1ptからプラス圏に転じた。4カ月連続の上昇となり、2026年2月以来の最高水準を更新した。
センティックスの発表によると、改善の主な要因は現況評価の大幅な持ち直しで、現況サブ指数は-14.8ptから-8.0ptへと急伸した。期待サブ指数も9.3ptから10.3ptへと小幅に上昇し、両指標ともに2月以来の高値に達した。
センティックスは、イラン情勢をめぐる信頼感ショックが一定程度吸収されてきたと説明した。ただし、エネルギーコストの高水準と依然として低調な受注環境が景況感の重石として残ると指摘した。
ユーロ圏の投資家信頼感が大幅改善 センティックス7月調査
センティックス(sentix)が2026年7月7日に公表した7月のユーロ圏投資家信頼感指数は−3.1ポイントとなり、前月6月の−13.4ポイントから10.3ポイント上昇した。3か月連続の改善で4か月ぶりの高水準を記録した。
センティックスが示した内訳では、経済期待指数が+9.3と3月以来初めてプラス圏に浮上し、現況指数も−20.0から−14.8へ改善した。センティックスはイラン紛争が引き起こした信頼感の落ち込みが徐々に克服されていると指摘した。ドイツでは政府の改革パッケージが奏功し、期待感の顕著な押し上げにつながったとしている。
センティックスはまた、改善がユーロ圏にとどまらず全地域に広がっており、かつて下押し要因だったユーロ圏とドイツが現在は回復の支えとなりつつあると説明した。指数はなお0を下回るマイナス圏にあり、一定の慎重な見方が続いていることも示されている。
独調査会社センティックスが6月8日に発表した2026年6月のユーロ圏投資家信頼感指数は-13.4となり、5月の-16.4から改善した。改善は2カ月連続で、中東での戦闘と原油価格の急騰を受けて3〜4月に急落した景況感が持ち直しつつあることを示した。
内訳では、現状指数が-20.0と前月の-21.5から小幅に改善し、期待指数は-11.3から-6.5へ大きく上昇した。一方でドイツ経済は世界的な回復に出遅れており、発表元は主要経済圏の中の「問題児」と表現した。