概要
S&P Global が算出する民間版の中国製造業PMI(旧 Caixin 製造業PMI、2025年8月から RatingDog がスポンサー)。中小・民間企業の比重が高く、官製PMIと補完関係にある。毎月第1営業日に前月分が公表される。当サイトでは著作権保護のため最新値と前回値のみ掲載する。
発表値
S&PグローバルとRatingDogが2026年9月1日に発表した中国RatingDog製造業PMI(購買担当者景気指数)は、2026年8月に51.5ポイントとなり、前月7月の50.9から上昇した。好不況の節目となる50を引き続き上回り、民間製造業の業況改善が続いていることを示した。
内訳によると、生産と新規受注がともに拡大ペースを加速させたことが指数の改善を牽引した。新規受注は15か月連続で増加し、海外向け新規受注は6か月ぶりの高い伸び率を記録した。生産は9か月連続の拡大となり、増加ペースは3か月ぶりの速さとなった。
一方、雇用は2か月連続増加から横ばいに転じた。受注残は7か月連続で積み上がり、3月以来最速のペースで増加した。なお、製造業の業況改善は9か月連続となり、5年間で最長の連続改善記録となった。
過去の発表記事
中国RatingDog製造業PMIの7月値は50.9ポイントとなり、前月6月の51.7から低下した。製造業の操業環境は8か月連続で拡張圏(50超)を維持したものの、直近4か月で最低の水準となった。本指標はRatingDogとS&P Globalが共同で発表し、調査データは2026年7月9日〜23日に収集された。
ヘッドラインの低下は、生産と新規受注の伸びが鈍化したことを反映しており、いずれも4か月ぶりの低水準に後退した。一方、新規輸出受注は3か月ぶりに拡張に転じ、製造業への下支えとなった。今回の拡張期間は5年ぶりの最長タイ記録となり、5つの構成指標がいずれもプラス寄与となるのは2か月連続だった。
雇用は2か月連続で増加し、2023年8月以来最速のペースで拡大した。投入コストのインフレは6か月ぶりの低水準に鈍化し、製造業者は産出価格をほぼ横ばいに維持した。購買在庫の積み上げは2006〜07年以来最長の継続記録となる一方、新規仕入れ活動は2025年11月以来初めて減少に転じた。
S&P Globalが7月1日に発表した6月のRatingDog中国製造業PMI(旧Caixin PMI)は51.7と、5月の51.8から小幅に低下した。好不況の分かれ目となる50は引き続き上回った。
内訳では、生産が7カ月連続で拡大した一方、伸びは3カ月ぶりの低さに鈍化した。新規受注は13カ月連続で増加したが、新規輸出受注は2カ月連続で小幅に減少した。
雇用は3カ月ぶりに増加へ転じ、増加ペースは2023年8月以来の速さとなった。一方、企業の景況感は1月以来の低水準に軟化したと調査元は報告している。